おはようございます。
山本です。
今日もしっとりと雨の高松です。
春の優しい雨もいいですね!
さて、僕は研修講師をしていますが、
先日、とある会で、こんなことを言われました。
「研修なんて、全く無駄だ」
ちょっとショックでした^^;
講師としては、一生懸命コンテンツを考え、
受講者にもっと良くなって欲しいと
いろんな角度から学びを提供しているのですが・・・。
でも、よくよく話を聞いていると
納得できる点も多いのです。
以前、新入社員にマナー研修を行ったそうなのですが、
5月のGW明けて以降、名刺の渡し方もあいさつも
徐々に適当になっていったそうです。
学びが定着しなかったんですね。
他の研修でも同じようなことは起こります。
研修直後はいいけど、その後、元に戻ってしまう。
この手の問題は、
継続の仕組みを作ることで簡単に解決できます。
が、もっと大切なことがあります。
「そもそも、なぜ研修を受けるのか?」
この本質的な問いに答えていかなければ、
どんなに素晴らしいスキルやテクニックも活かされません。
この問いに答えていく中で、
「やはり、この研修は必要だ」
と納得した上で受けることが重要なのです。
多くの組織では、このような本質的な問いを投げかけ、
そこに答えを見出していく時間がないのです。
そこで、ぜひ取り入れていただきたいのが、
『対話型研修』です。
新しいスキルやテクニックを身につける研修ではなく、
本質的な問いをみんなで考えていく研修です。
この『対話型研修』では、
個人個人の多様な価値観や信念、リソース(資源)に
触れることができます。
普段、仕事上の会話だけでは見えてこない
隠されたリソースです。
これらを明るみに出し、みんなで共有することで、
逆境が訪れた時にも対応が可能になります。
なぜなら、人の数だけアイディアがあり、
その組み合わせを考えると膨大な数になりますよね。
多様な人材が集まる組織(ダイバーシティ)ほど、
逆境に強い(レジリエンス)組織になるのは、
こういった理由からではないでしょうか。
ただ多様な人材を配置するだけでは効果的ではありません。
対話型研修を通じて、「その人ならでは」を
たくさん見いだすことが大切なのです。
さぁ、対話型研修をはじめましょう!
今日はここまでです。
お役に立てました?
では、今日もすばらしい一日をお過ごしくださいね^^
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