リーダーのための自分を育てる教室 体験説明会を終えて

9月に入り、すっかり秋らしくなってきました。


昨日は雨のなか、こどもとともに公園へ。

何をしに行ったのか?

続きは編集後記で。



さて、この土日で、

『リーダーのための自分を育てる教室』体験説明会を

行わせていただきました。


ご参加いただいたみなさま、

本当にありがとうございました。



人材育成や社員教育について、よくこんな質問を受けます。


「どうやったら、社員がやる気になりますか?」



経営者さんのお悩みのなかで『人材育成』は、

おおきなウェイトを占めているのだと思います。


ある調査によると実に76%以上の方が

「優秀な人材がいない」と感じているようです。



社員がやる気を出すためのアイディアや仕組みは

いろいろあると思います。


で、僕の答えとしては、

『オーナーシップを感じさせろ』です。



オーナーシップとは、つまり「自分ごとにしろ」ということです。


しかし、社員にいきなり

「オーナー(経営者)になったつもりで働け」

と言っても困惑するだけでしょう。


なったこともない立場に立つなんで土台無理ですから。



では、どうしたらいいでしょうか?


会社全体に対してオーナーシップを持つことは無理かもしれませんが、

自分の行動に対してオーナーシップを持つことは可能です。



どういうことかというと、

「あれしろ」「これしろ」と指示命令しないで、

「どうしたい?」「どうなればいい?」と質問を投げかけ、

社員の中から答えを出させるのです。



自分の意見というのは自分が考え生み出したものです。

当然、責任を持ちます。


その自分が生み出したものに対する責任が、

オーナーシップです。



経営者が自分で始めた事業に責任を持つように、

社員は自分の意見に責任を持つようになるのです。



ただ、そうなるためには経営者も覚悟が必要です。


どんな覚悟かというと、

「教えない」という覚悟です。



教えて育てると早く成長します。

しかし、成長はいずれ頭打ちになります。


教えずに育てると成長は遅いかもしれませんが、

常に考えるクセがつくのでどこまでも伸びます。



さらにいいこともあります。

自分の意見を受けとめてもらい、自分で考えて行動すると

自然とモチベーションも高まります。


自分が必要とされていることがわかるんですよね。



で、じゃあ、具体的にどうしていけばいいかというと、

社内で「対話」を行ってみてください。


それもただ単に話し合うのではなく、

質問をどんどん投げかけて欲しいのです。



で、最終的には

「あなたはどんな人になりたいですか?」

というところまで突っ込んで聞いてみてください。



最初は明確に答えられないかもしれません。

時間はかかるかもしれませんが、いずれ明確になります。


それが「個人ビジョン」です。



ビジョンがあればやる気も出ます。

意識が変わりますから。


また意識が変われば行動が変わります。


行動が変われば結果は自ずと変わりますよね?



「社員にやる気を出させるためには、

 質問を使った対話を繰り返し行ってください。」


僕はそのように答えています。



やる気は外部から引き出そうとすると難しいものです。

しかし、本人の中から湧き出てきたやる気は持続します。


その火を絶やさないように関わるだけで

企業の生産性や売り上げはどんどん上がると思いますよ。



では、今日はこの辺で・・・。


どうでしょう?お役に立てました??



あ、昨日、一昨日と体験説明会を行った

『リーダーのための自分を育てる教室』の募集は

9月30日までです。


よかったらご検討ください。

詳しくはこちら



〜編集後記〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今日から編集後記も書いていきたいと思います。

いつまで続くやら・・・^^;



昨日、雨のなか行ったのは

息子の「走り幅跳び」の練習です。


どうやら学校で選手に選ばれたらしく、

やる気満々です。


「絶対に県大会に行く」と意気込んでいます。


雨が降ってきたので「帰ろう」と言っても、

なかなか聞き入れてもらえず、

小1時間ほど練習に付き合いました。


自分の中から見つかった「やりたいこと」には

とことん情熱を傾けられるものですよね。


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