ようこそ、ポテンシャルビジョン公式ブログへ。
代表の山本武史です。
昨日はある経営者の会でファシリテーション講座に
登壇させていただきました。
経営者にとっては、社内会議は重要なコミュニケーションの一つ。
ですが、なかなかうまくいかないことも多いようです。
「会議中、『何か意見があればどんどん言って欲しい』
と伝えても、なかなか意見を出してくれないんですよ」
とご相談をいただくことがたびたびあります。
これはどんな組織でもありがちなことで、
組織の構成上どうしても取り除くことができない
『ポジションパワー』が原因です。
ポジションパワーとは、上司部下の関係において
「部下は上司の言うことに逆らってはいけない。
逆らうことは自分の立場を危うくする」
といった危機意識が社員に働くことです。
また、
「考えがまとまっていない段階で発言すると場を混乱させるのではないか」
「基礎的なことが分からないとバカにされそう」
「的外れな発言をして場をシラけさせることは恥ずかしい」
といった潜在的な自己防衛本能が働くこともあります。
しかし、本音で意見し合うことによって、
お互いの理解度の違いに気づいたり、考える道筋をつけたり、
思いもよらなかったような発想を生み出すことができます。
このような活発な意見交換をもたらす会議を行うためには、
自由な発言が許される『場づくり』が大切です。
自由な発言が許される場を作る上で、
もっとも大切なのが『傾聴のスキル』です。
しっかりと受け止める聞き方を意識してください。
その聞き方とは、
・笑顔
・あいづち
・うなづき
・反復(オウム返し)
・言い換え(要約)
・アイコンタクト
などです。
特に注意が必要なのは、まだ場が温まっていない段階、
つまり会議開始直後です。
ファシリテーター(進行役)が緊張してグループ討論を始めてしまうと、
その緊張感が参加者に伝わり、場が硬くなってしまいます。
和やかな雰囲気づくりを心がけましょう。
以下、会議の場づくり(雰囲気づくり)に役立つヒントをお伝えします。
【参考】場づくりのスキル(場を創っていく上で大切な5つの要素)
①目的:「なぜ、この話し合いをするのか?」を明らかにし、話し合いに参加する意味を示します。そうすることで、参加者の意識が高まります。また、目的は話し合いの方向性も示します。
②目標:この話し合いで到達すべきゴールです。ゴールは一つとは限りません。しかし、抽象的な目標より、具体的な方が参加者はイメージしやすいでしょう。
③規範:話し合いを円滑に進めるために、ルールや行動規範を明確にしておきます。
④プロセス:話し合いの道筋をあらかじめ提示しておきましょう。今は何をして、次に何をするのかが明確になっている方が話し合いに集中できます。
⑤メンバー:メンバーの属性や質によって話し合いの場は多大なる影響を受けます。その話し合いに必要なメンバーをモレなく、かつ必要最小限で集めましょう。
⑥アイスブレイク:考えたり体を動かしたり緊張をほぐすプログラムを入れます。ちょっとしたゲーム感覚で出来ることが望ましいでしょう。
今日はここまでです。
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最後にお知らせです。
12月に高松市市民活動センターにて参加費無料の
ファシリテーション講座を行います。
ご興味のある方は、ぜひご検討ください。
詳細はこちら↓
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Nisha Letts (木曜日, 02 2月 2017 05:00)
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Vickie Silveira (金曜日, 03 2月 2017 14:50)
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