仕事の質を変える『◯◯観』

ポテンシャルビジョンのブログへようこそ。

代表の山本です。



ある日曜日、徳島へ行ってきました。


その日はとても天気が良く、

この時期としては暑いくらいでした。


そこでこの時期ならではの体験をしてきましたよ。



気になる方は【編集後記】を読んでくださいね。



さて、今日は


【仕事観が仕事の質を変える】


について、お伝えします。




━☆お知らせコーナー☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━


〜その①〜無料講座のご紹介

【ファシリテーション講座】

概要:会議やミーティングの質を飛躍的に向上させる方法をお伝えします

日時:①12月18日(金)13:30〜17:30

   ②12月19日(土)13:30〜17:30

   ※同じ内容ですので、お時間の合う方にご参加ください

会場:高松市市民活動センター会議室(瓦町flag 8階)

参加費:無料

お問合せ:高松市市民活動センター(info@flat-takamatsu.net)



〜その②〜日本コーチ協会四国チャプター勉強会

【論語×コーチング】

概要:「人が育つ」ことについて中国古典と最新スキルの

共通点を見出し、現場で役立つ考え方をお伝えします

日時:11月28日(土)10:00〜12:00

会場:高松テルサ 研修室

参加費:会員1,000円、非会員3,000円

講師:関西高校教諭 石下景教先生

お問合せ:日本コーチ協会四国チャプター(coaching.shikoku@gmail.com)


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さて、ここから本題です。



前回は『学習障害』についてお伝えしました。



学習障害とは、

「新たなことに挑戦せず学習をないがしろにすること」です。



で、それを解消するきっかけとして、

『仕事観』が大きな役割を持っていることまでお伝えしました。



今日は、なぜ仕事観が学習障害を解消するのかについて

お伝えしていきます。




僕自身の体験を通してお話しますね。


僕の『仕事観』が変わったきっかけは

父の死とコーチングとの出会いでした。



今から約7年半前、2008年3月のことです。


当時、会社員をしていた僕は、

仕事が嫌いで仕方ありませんでした。



製薬企業で営業をしていたのですが、

人見知りで押しが弱く、


「買ってください」


の一言が言えず、

成績は常に下から数えた方が早いくらいでした。



いつしか「転職しようかな」と考えるようになるのですが、

成績の悪さを考えると、今より環境の良い会社には

就職できるはずもありません。



踏ん切りがつかず、

嫌な仕事を漫然と過ごしていたある日、

それまで勤めていた会社が大きく揺らぎます。



「親会社ができる」



それまで創業から九十数年、

独立独歩で歩んできた老舗企業が買収されるというのです。



これには衝撃を受けました。


転職もうまくいきそうにないし、

今の会社にいても危ない。



そして、ついに3月19日をもって

その企業は買収され、親会社ができたのです。



本社から遠く離れた土地にいた僕は

危機感だけが募ります。


その二日後、本来なら喜ばしい出来事なのですが、

我が家に双子が生まれてこどもが4人になった

3月21日を複雑な心境で迎えました。



さらに、その前の年からガンで入退院を繰り返していた

父親の容体が芳しくなく、

双子が生まれた約3週間後に他界します。



その時、僕の中で何かが崩壊する感覚がありました。



不満を抱えつつも雇用してくれたいた会社も危ない。

心のどこかで拠り所にしていた父親ももういない。


心に穴が開いたような状態で

さらに両肩に家族の将来が重くのしかかってきました。



葬儀の後、母親から意外な言葉を聞かされます。



「仕事がしたいって、最後まで言ってたわ」



入院中、暇そうにしていた父親に何か持って行ってあげようと、


「何かしたいことある?本でも雑誌でも持ってくるから」


と聞いた時に、

父は「仕事がしたい」と答えたそうです。




その言葉を聞いてドキッとしました。


僕は仕事が嫌いだったので、

ずっと仕事の愚痴をこぼしていました。


父親とお酒を飲んだ時もそうです。



僕は「そうなんだ」

と、答えるのが精いっぱいでした。



それから『仕事』について考え始めました。


いえ、「考えざるを得なかった」

といった方が正しいでしょうか。



「仕事とは何か?」

「何をどうすれば仕事が楽しくなるのか?」

「仕事で成果を出すために何ができるのか?」


毎日毎日考えていました。



その後、転勤になり、

今住んでいる香川県に引っ越します。



ここから徐々に歯車が噛み合うようになってきました。


新たな土地で新たな気持ちになれたのが良かったのでしょう。



僕はそれまでアイディアとして持っていた

自分なりの営業スタイルを一つずつ組み立てていきます。



商談は苦手だけどプレゼンテーションは得意という

奇妙な強みにちょっとずつ磨きをかけ、

影響力を身につけていきました。



また、他社にはないサービスを前面に押し出し、

お客様の方から「来てください」と言われるような

仕組みを作っていきました。



そのおかげで成績は徐々に上がり、

いつしか社内でトップクラスになっていました。



その根底にあったのが、


「仕事とは自分の持ち味を活かし感謝されることだ」


という『仕事観』でした。



そう考えて仕事をすると

自分の強みや得意なことを考えるようになりました。


それまでとは正反対です。


「自分は◯◯が苦手だから・・・」

「自分には◯◯はできないから・・・」


とネガティブに考えていたのが

ポジティブに変わったのです。



そして、さらに成長したいと思い、

今度はコーチングを学び始めます。



「その人の可能性を伸ばすコミュニケーション」

と言われるスキルに興味を持ったのです。



しかし、ワークショップに参加してみると

「スキル」ではなく「あり方」が重要なことに気づきます。



「人々に何をもたらす人になりたいのか」

「人々にどんな影響を与える人になりたいのか」



ここでは、『人生観』を学びました。


そして、その人生観と仕事観が繋がったとき、

これまで以上に気持ちがスッキリし、

仕事にもさらに身が入るようになりました。



僕の話はここまでです。



お伝えしたかったのは、


仕事観が変わると、思考が変わりる

思考が変わると、行動が変わる

行動が変わると、結果が変わる

結果が変わると、気持ちが変わる


ということです。



『仕事観』をきっかけに

どんどん良い方向へ進めるようになります。


ぜひ、良い『仕事観』を考えてみてください。



今日はこの辺りで失礼します。




さて、僕のクライアントさんでも同じように

仕事観が変わったことで成果が出るようになった方がいます。


その方の例を、次回お伝えします。


楽しみに待っていてくださいね^^



最後までお読みいただき、


誠にありがとうございました。




いかがでしたか?


今回の内容はお役に立てましたでしょうか?


一つでもご活用いただければ幸いです。



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【編集後記】


ある天気の良い日曜日。

徳島の友人の実家にお邪魔してきました。


そこではみかんを栽培していて、

この時期になるとみかん狩りをさせてくれるのです。


のどかな山間でのんびり過ごす1日。

とっても贅沢な気持ちになれました。


心も体もリフレッシュして、またがんばれそうです。



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