近い将来、公務員志望の学生が減る理由

ポテンシャルビジョンのブログへようこそ。

代表の山本です。

 

 

 

最近、人材育成についてのご相談が多くなってきました。

 

 

 

年末年始の忙しさを抜け、

 

春の新入社員受け入れ態勢が気になってきたからでしょうか。

 

 

 

 

さて、今日は【公務員志望の学生が減る】について

 

お話しようと思います。

 

 

 

 

━☆お知らせコーナー☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

~その①~コラボセミナーのお知らせ

【タイムマネジメント】&【コミュニケーション】

概要:失敗しない時間管理の方法と

   相手の好感度を上げるコミュニケーション法

日時:2016年2月14日(日)13:00~17:00

会場:高松テルサ(101会議室)

参加費:5,000円(当日会場でお支払いください)

定員:10名様限定

お問合せ:yamamoto.takeshi.cskkc345@gmail.com(山本武史まで)

 

 

~その②~第3期『リーダーのための自分を育てる教室』説明会

概要:4月~翌年1月までの10ヶ月間(全12回)に渡るリーダー養成塾

日時:3月19日(土)①10:00~12:00 ②14:00~16:00

   ①②とも内容は同じです。ご都合の良いように出席ください

会場:高松市内会議室

参加費:2,000円

定員:各回5社様(合計10社様)

 

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さて、ここから本題です。

 

 

学生の公務員志望が減る要因を、

まずはお話ししたいと思います。

 

 

ここ2~3年の研修テーマのトレンドを見ていると、

確かにスキルアップの研修も多いのですが、

 

『評価者研修』が特に増えているようです。

 

 

 

あ、これ、官公庁の話ですよ。

 

 

 

ちなみに、その意図はというと・・・、

 

個々の職員に困難な課題を解決する能力と高い業績を

挙げることが 従来以上に求められているため、

 

より高い能力を持った公務員の育成を目指すことにあるようです。

 

 

 

で、現在主流になっている『勤務評定』に対して、

 

○ 評価項目が不明瞭であり、あらかじめ明示されていない

○ 上司から一方的に評価されるのみで、評価結果は部下に知らされない

○ 人事管理に十分活用されていない 等

 

など、問題があるとして、

 

 

 

新たに、『人事評価』として以下を徹底するようです。

 

○ 評価の観点として「能力評価」と「業績評価」の両面から

 評価して人事管理の基礎とすることを規定

○ 評価基準の明示や評価結果の本人への開示などの仕組みを想定

 

 

 

 

さらに、評価制度の概要として、

 

 

職員の執務の状況を把握、記録するものとしての性格は

勤務評定と同様であるが、定義・位置づけを明確化したもの

 

従来の勤務評定と比べて、能力・実績主義を

実現するための手段として、 客観性・透明性を高めるもの

 

 

このように謳っています。

 

 

(『地方公共団体における人事評価制度の導入等について』

 総務省自治行政局公務員部 給与能率推進室の資料より抜粋)

 

 

 

 

つまり、何が言いたいかというと、

 

 

『評価が民間の大企業並みになる』

 

 

ということです。

 

 

 

もちろん仕事内容は以前と変わりありません。

 

ただ、評価のされ方が変わります。

 

 

 

熱意を持って公務員を志望する方は

ますます仕事にやりがいを感じるでしょう。

 

 

 

しかし、多くの学生は安定を求めて

公務員を志望します。

 

 

 

「入ったはいいが、思っていたよりもキツい」

 

 

と言った声が聞こえてくるようになるでしょう。

 

 

 

それならと、民間企業を希望する学生が増えてくると

予想することはあながち間違いではないでしょう。

 

 

 

それと、最近個人的に学生たちと話すことがあり、

 

就職先や仕事に何を求めるかを聞くと、

 

 

「自分が成長できる企業に就職したい」

「やりがいのある仕事をしたい」

「給料は低くても達成感を感じたい」

 

といった声も聞こえます。

 

 

 

また、人生について深く考えている学生も多く、

地域への貢献や、ボランティア活動にも

興味を持っているようです。

 

 

 

募集する企業側は、

「どんな仕事をしているか?」よりも

 

「当社にいると、どう成長できるか?」や

「どんな社会貢献にを行っているか」

「どんなやりがいを提供できるか」など、

 

明確に示していく必要があるのではないでしょうか。

 

 

 

近い将来、中小企業を希望することが

 

学生の中で当たり前の選択肢になっているかもしれませんね。

 

 

 

 

では、今日はこの辺りで失礼します。

 

 

 

 

もし、あなたもご自身や組織の学習について

疑問があれば教えて下さいね。

 

 

 

最後までお読みいただき、

 

誠にありがとうございました。

 

 

 

いかがでしたか?

 

今回の内容はお役に立てましたでしょうか?

 

 

あなたの組織をよりよくすることや

 

あなた自信の成長のヒントになれば幸いです。