初めて部下を持つ時の心構え

 

ポテンシャルビジョンのブログへようこそ。

代表の山本です。

 

 

先週末はこども達が通う小学校の運動会でした。

 

なんと、うちの長男、学校一の俊足でした!

 

 

で、その長男が、5位だった次男に一言アドバイス。

 

「勝てると思わなければ、絶対勝てないよ」

 

 

で、続けて・・・

 

「勝てると思ってるだけじゃ、もちろん無理だから

 一生懸命に練習するんだろ?」

 

 

 

横で聞いてて、思わず唸ってしまいました^^;

 

こどもって思わぬところで本質を突きますね。

 

 

 

さて、今日は【初めて部下を持った時の心構え】について

 

お話しようと思います。

 

 

 

部下を持つと、仕事を教えるのみならず、

情報発信の機会と、その責任の重みが増えます。

 

 

心構えなしに、今まで通り情報発信していると

痛い目を見ます。

 

 

僕も過去に経験があります^^;

 

 

一言で言うと「伝わらない」んですね。

 

 

・目標ややりがいを持って仕事をしてほしい

・何でもかんでも聞きに来ず、自分で考えて行動してほしい

・モチベーションを高めて仕事に取り組んでほしい

 

と、色々期待することもあると思います。

 

が、なかなかわかってもらえないのが現状ではないでしょうか?

 

 

先日、とある裁判所で初めて部下を持つ方を対象に

部下後輩指導におけるコミュニケーション研修を行いました。

 

その時にも上記のような課題がたくさん出てきましたが、

解決策のヒントは「上司としてのあり方」にある

ということを学んでいただけたようです。

 

 

 

ということで、今日は、

その具体的な解決策をお伝えします。

 

 

さらに詳しく知りたい方は、下記「お知らせコーナー」の

『社員の本気を引き出すコーチング』セミナーにご参加ください。

 

個別具体的な疑問にもお答えますよ。

 

 

 

━☆お知らせコーナー☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

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『社員の本気を引き出すコーチング入門 実践的3ステップ』

日時:2016年6月4日(土)13:00〜16:00

会場:高松テルサ305会議室

参加費:3,000円

お申込み・お問合せ:yamamoto.takeshi.cskkc345@gmail.com

 

〜その②〜営業職向けセミナー

『ワンランク上の成果を出す!タイムマネジメントセミナー』

日時:2016年7月9日(土)13:00〜16:00

会場:高松市内会議室(申込者に直接連絡します)

参加費:3,000円

お申込み・お問合せ:yamamoto.takeshi.cskkc345@gmail.com

 

〜その③〜営業職向けセミナー

クロージングが苦手な人でも新規契約がバンバン取れる

『研修提案型営業法構築セミナー』

日時:2016年8月6日(土)13:30〜16:00

会場:高松市内会議室(申込者に直接連絡します)

参加費:3,000円

お申込み・お問合せ:yamamoto.takeshi.cskkc345@gmail.com

 

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さて、ここからが本題です。

 

 

初めて部下を持った時の心構えとは?

 

 

 

 

 

それは部下を

 

 

『可能性のある人』と見ること

 

 

です。

 

 

 

 

前述の裁判所の研修の際にも

 

「自分で考えたり調べたりせず

 すぐにこちらに聞きに来るのをどうすればいいか」

 

という課題が出てきました。

 

 

 

少し極端な言い方になりますが・・・、

 

 

考えることや調べることをせずに、

すぐに上司に聞いてくる原因は

 

『依存』

 

です。

 

 

 

 

ではなぜ、依存しているのか?

 

 

 

これは組織における社員教育のやり方に

深く関係しています。

 

 

 

昨今の学校教育もそうですが、

 

まず「正解」を教えて学ばせます。

 

 

そして、その「正解」となる行動をとればほめ、

できなければ叱ります。

 

 

このプロセスを繰り返すことに

実は問題があります。

 

 

 

新入社員や知識のない若手社員は

ほめられたり叱られたりしながら

「あること」を学びます。

 

 

 

何を学ぶのか、お分かりでしょうか?

 

 

 

実は、「仕事のやり方」ではありません。

 

 

 

また、仕事における「考え方」でもありません。

 

 

 

 

 

実は「上司の合格ライン」です。

 

 

 

 

 

小学生くらいのお子さんがいらっしゃれば

よくわかると思います。

 

 

 

小さい頃から何かができるようになるたびにほめられ、

また悪いことをするたびに怒られてきたこどもは、

 

 

何かしようとするとき

必ずと言っていいほど、こう聞いてきます。

 

 

「お母さん(お父さん)、○○していい?」

 

 

 

 

これは、こどもなりに考えて、

事前に「許可を求めている」んです。

 

 

 

 

その裏にある心情を紐解けば、

 

 

『親の意に反すると後で叱られる』

 

ということが怖いのです。

 

 

 

 

こどもは親がいなければ生きていけません。

 

 

それを肌で感じているからこそ、

親の反感を買うことは恐ろしいことなのです。

 

 

 

つまり「親に依存している」から、

「指示を仰ぐ」または「許可を得る」のです。

 

 

 

この心境と同じことが、

新入社員や若手にも起こっているのが

先ほど紹介した課題の本質です。

 

 

 

上司の意に反することは職をなくす可能性があり、

死活問題ですから。

 

 

 

 

 

この課題を解決するために必要なのは、

 

『心構え』であり、

 

『可能性のある人』という考え方です。

 

 

 

 

事前に正解を教え、

ほめたり叱ったりしながら教育するのは、

(もしくは、そうする必要があると考えるのは)

 

 

部下を『無能な存在』とみなしているからです。

 

 

 

 

無能な存在というと過激かもしませんが、

 

「教えてあげなくては・・・」とか

「ほめて(叱って)あげなければ・・・」と

 

考えていることは、

 

 

「関わってあげなければ何もできない存在」だと

みなしていることと同じ意味を持ちます。

 

 

 

 

今は確かに「できない」かもしれませんが、

将来的に「できるようになる」と考え、

 

その成長を信頼してあげましょう。

 

 

 

 

あなたがこれまでの失敗を糧に成長してきたように、

部下や後輩も失敗を糧に成長します。

 

 

できないことを克服して、

必ずできるようになります。

 

 

 

つまり、自立します。

 

 

 

そのためのサポートを考えて欲しいのです。

 

直接的に教え込むだけでなく、

考えることも促してみてください。

 

 

 

そのためにも部下を

 

『可能性のある人』

 

とみて欲しいのです。

 

 

 

 

かつて、詩人で劇作家のゲーテは言いました。

 

 

 

「現在の姿を見て接すれば、

 人は現在のままだろう。

 

 人のあるべき姿を見て 接すれば、

 あるべき姿に成長していくだろう」

 

 

 

ゲーテの言葉を借りるならば、

 

「あるべき姿」を見つめて接してあげましょう。

 

 

 

 

 

では、今日はこの辺りで失礼します。

 

 

 

次回も楽しみに待っていてくださいね^^

 

 

 

もし、あなたもご自身や組織の学習について

疑問があれば教えて下さい。

 

 

 

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最後までお読みいただき、

 

誠にありがとうございました。

 

 

 

いかがでしたか?

 

今回の内容はお役に立てましたでしょうか?

 

 

あなたの組織をよりよくすることや

 

あなた自信の成長のヒントになれば幸いです。

 

 

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