御社の社員教育、本当に今のやり方でいいのですか?

ポテンシャルビジョンのブログへようこそ。

代表の山本武史です。

 

ここのところ、雨ばかりでお日様が恋しいなと思っていましたが、

今日の高松は快晴です。

 

 

 

さて、とある1冊の本を読んでいて、

 

『これは大変だ!』

 

と思ったので、記事としてまとめてみました。

 

 

 

いったい何が大変なのかというと、

 

『教育のあり方が大きく変わる』

 

という可能性があります。

 

 

 

どうやら東京オリンピックが開催される

2020年に、二つの大変革が起こるようです。

 

 

どんな変革かというと、

『大学入試センター試験の廃止』

が、まず一つ目。

 

 

二つ目は新しいテストの導入です。

 

「高等学校基礎学力テスト(仮称)」と

「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」です。

 

 

何が問題かというと、

特に二つ目の「大学入学希望者学力評価テスト」の方ですが、

 

「思考力・判断力・表現力」

を中心に評価する内容となっているそうです。

 

 

こう書くと、「以前とあまり変わらないのでは?」

と感じる方もいるかもしれませんが、

 

マークシート形式だけでなく、記述式や

パフォーマスンス形式も検討されているようなのです。

 

 

以前の入試は、

「答えが一つのものをいかに早く答えられるか?」

が明暗を分けていました。

 

 

つまり、『覚えた者勝ち』の傾向にあったと言えます。

 

 

しかし、今後は、言うならば『考えた者勝ち』に

大きく変更されるのです。

 

 

 

自ら考え、答えを導き出す。

その結果やプロセスが評価されるようなテストになるのです。

 

 

 

この変革は義務教育にも影響します。

小学校から『考える授業』がなされるようになるでしょう。

 

 

そうすると・・・、

教師の必須スキルは『ティーチング』から

『コーチング』と『ファシリテーション』に移行します。

 

 

実際に、学校の先生方はこれらのスキルの勉強会を

実施したり、外部研修に出かけたりしています。

 

 

 

そんな先生方に『考える授業』を受けたこども達が、

さらに受験でも『考えるテスト』を受けるのです。

 

 

普通に考えても、

『考える素地を持った新社会人』

が増えることは間違いなさそうです。

 

 

そんな彼らが、

2020年以降に社会人の仲間入りをします。

 

大学卒業生なら、2024年以降です。

 

 

今から8年後・・・。

 

今年の新入社員も立派な中堅です。

多くの後輩に指導する立場になっていることでしょう。

 

あるいは、部下を持つ方もいるかもしれませんね。

 

 

そんな彼らが、『考える後輩』と向き合う時、

何が起こるでしょうか?

 

 

今の若い社員たちは、

「やり方が分かっていれば、正確に素早くこなすことができる」

という特徴を持っています。

 

 

そして、そんな彼らに、多くの上司たちは、

「正しいやり方を教え込む」という方法を取っています。

 

 

そのまま年数を重ねると、

自分たちが受けてきた教育をそのまま後輩にも施すでしょう。

 

 

しかし、受ける側の8年後の新入社員は

自ら考える素地を持っています。

 

 

残念ながら、

ミスマッチが起こるでしょう。

 

 

 

8年後の中堅社員は、

部下後輩指導で悩むことになりそうです。

 

 

 

今後10年以上のスパンで考えたとき、

今のような『教え込む』やり方で社員教育をしていて

本当にいいのでしょうか?

 

 

 

今から『コーチング』や『ファシリテーション』といった

考えさせる教育をもっともっと増やす方がいいのではないでしょうか?

 

 

(参考図書:なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか 山本崇雄著)